地球防衛軍5

レビュー

がんばれ民間人……お前がナンバーワンだ!

地球防衛軍5(PS4)

公式:https://www.d3p.co.jp/edf5/

歩兵でストーリーをクリアしたところでのレビューです。

筆者はこのシリーズ4だけやっていて、4は四兵科でノーマルクリア済み。

■どんなゲーム?

大量の巨大敵キャラをたくさんの武器(ライフル、ミサイル、ハンマー...etc)で倒しまくるゲーム。

敵の種類は、アリにクモにエイリアンにUFOにドローンなど。

ミッションクリア型の大味FPS。

プレイヤーが選べる兵科(ジョブ)は4種類。

・簡単操作の歩兵。

・身軽でビーム武器が豊富なフライングウーマン。

・操作難度と破壊力がバツグンの重装兵。

・マルチプレイで頼れる支援兵。

敵を倒すとアイテムをドロップする。それをひろって、武器と体力をパワーアップさせていく。

武器にはレベルが設定されていて、ミッションが進むとレベルの高い武器をひろえるようになる。

同じ武器を拾った場合はその武器の「星」が増え、攻撃力・リロード速度・射程距離など各種性能がレベルアップする。いわゆる武器の成熟だ。この成熟システムのおかげで、「高レベルの武器」よりも「低レベルで成熟した武器」の方が性能が良いなんて状況が生まれる。ミッションに持っていく武器選びが楽しくなる。

ミッションは全部で110くらい。20分くらいかかるシナリオがほとんどなので、一つの兵科で一通りクリアするだけでも満足感は高いだろう。すべての兵科でひと通りクリアするとか、マルチに抵抗がなければさらに長く遊べる。

ちなみにミッションの難易度は5種類。上の難易度をクリアすると下の難易度もクリアしたことになる。

■前作とのつながりは?

ない。

筆者は4とつなげようとして混乱してしまった。

1~4を再構築したような、オリジナルストーリー。

4では「その昔、ストームチームと呼ばれる英雄が巨大生物を撃退した。そして今また、巨大生物の悪夢がはじまろうとしている」みたいな感じだったけど、

今回5では「はじめての巨大生物の出現~ストームチーム誕生」的な展開。

「シリーズは5がはじめて」という人こそ、このゲームを最高に楽しめるだろう。

■前作との違いは?【ネタバレ】

・主人公の設定。主人公は民間人。軍人では断じてない。入り口が違うので新鮮味がある。やることは変わらないけどね。

・特殊ムーブの追加。歩兵はL3押し込みでダッシュできて、ダッシュ中はアイテム取得範囲が拡大する。ウイングダイバーはジャンプ中にL3押し込みで急加速。他2兵科はさわってないので謎。なんにしても、できることが増えるのはいいことだ。

・武器の成熟システム。前はミッションクリア時に新しい武器をひろえないとガッカリ感が強かったけど、今回はそれがない。ソロプレイの充実につながるシステム。うれしいことだ。

・武器の射程による威力減少。アサルトライフルやショットガンなど、近~中距離戦を想定した武器は遠くで撃つほどダメージが低くなる。射程ギリギリだと本領を発揮できない仕組み。だからこそ密着ショットガンの爆発力が際立つし、距離に関係ないスナイパーライフルが頼もしくなる。ミッションごとの武器選びにメリハリが出てくる。良い試み。

・他の兵科の武器やアーマーがひろえる(勝手にひろわさる)。これは賛否ありそう。なんせ歩兵でクリアしたら他の兵科の高レベル武器がそろってしまったもの。といっても、ハードモードで強い武器ひろってノーマルを無双する楽しみ方は4からあるわけで、あんまり違いはないのかも。

・武器以外の「補助装備」の追加。歩兵なら仲間の体力回復量を増やすとか、被ダメージ時のスピードダウン率を減らすとかの補助装備が追加された。ウイングダイバーの場合はブーストエネルギー効率を改善するとか。他2兵科は見てない。単純にパワーアップの選択肢が増えるから、楽しいね。

・新敵キャラ、「エイリアン」の登場。人間型の敵(部位破壊できる敵)の出現により、頭を狙ってひるませる。武器腕を狙って一時的に無力化する。といった戦略を考えながら遊べるのは楽しい。4の巨神兵にもこういったことができたら楽しかったんだけど。エイリアンの武装は多彩で、マシンガン、ショットガン、遠距離キャノン、火炎放射、さらには超威力のレーザーまで。倒す順番を考えないとえらいことになる。

・新敵キャラ、「ダンゴ虫」の登場。まじでうざい。ゴロゴロ転がってくる。攻撃を食らうとダウンさせられる。イライラする。こいつはいらなかった。マシンガンをばらまこう。

・「怪獣軍団」の登場。怪獣単騎は4.1で初登場だったかな? 今回は怪獣『軍団』。これがPS4の処理性能か。こちらも巨大ロボの大軍勢で対抗。熱い。

・ドラゴン不在。これはちょっと残念。復活を望む。

・アーマー簡単アップの廃止。4では巣穴の上で射撃ボタン固定することでアーマーを拾い続けるズル技があった。今回はそもそも巣穴がないので、簡単レベルアップはできなくなっている。筆者はノーマルモードだけ、そこそこリトライしながら近場のアイテムだけ拾ってクリアできたので、問題はないんだろうと思う。

・ツラめのステージ構成(かも)。4は遠くから撃ちまくってればクリアできた。5は撃つと周辺の敵グループが気付いて動き出すので、「突っ付く順番」を意識しないとクリアが難しいステージがあったような。あとエイリアンの「レーザー野郎」の火力。物影に隠れないとあっという間に溶かされる。コイツが最終面で背後に降ってきた時は萎えた。

・頼もしい仲間たち。意識して回復アイテムを拾っていくと本当に長生きしてくれる。敵の攻撃を引きつけてくれるので、仲間が残っているかどうかで難易度が変わるステージもあったりなかったり。ま、どんなに仲間を生かしても最後のビッグウェーブで全滅するステージがけっこうあるけど。「くそったれ! 生き残ったのはオレだけなのかよ……!」的な演出がしたかったのかもしれない。

・グリムリーパーとスプリガン隊という味方エース部隊の存在感。最高にかっけー奴ら。こっ恥ずかしい言い回しをさせたら右に出る部隊はいない。

■総評

満足。

4に大した不満もなかったけど、あると楽しい機能が増えた感じ。

ミッション60くらいまでは4とかわり映えしないのが玉に傷かな。

PS4でシリーズ初挑戦という人には本当におすすめできる。

ダウンロード特典(初回特典?)の補助装備は「中盤までこれでいいじゃん……」的な性能なので、なくて良かったな。アイテム拾う楽しみが減ってしまった。

あと音楽のUFO感がすごくツボ。

ストーリーをもっとていねいに見せて欲しい気はするけど、それでテンポが悪くなっても良くない。これでいいと思う。

次回の主人公は義勇軍からスタートってのも面白いかもね。

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