ツール選び

 小説をどんなツールで書くか、というのは重要です。

 手書き、スマートフォン、パソコンが主な選択肢でしょう。

おすすめはパソコン

 個人的なおすすめはパソコンです。

 買えということではないです。もし持っているのであれば、パソコンで文章を書くことをおすすめします。

 パソコンは持っているけどタイピングができない、という方もいらっしゃるでしょう。これを機会に習得することをおすすめします。タイピングができると小説に限らず、いろんな場面で有効活用できます。一般事務で就職する時にも不安がなくなるでしょうし、町内会のちょっとした作業にも使う機会があるでしょう。

 タイピングについては、「ブラインドタッチ」や「タッチメソッド」といった言葉で検索してください。ゲーム形式で、タイピングを楽しく学べるコンテンツもあります。思い切って習得しましょう。

なぜパソコンをおすすめするか

入力速度

 タイピングの習熟度によって差はありますが、「ちょっと慣れてきた」レベルから、手書きの速度を超えてきます。

 スマートフォンのフリック入力と比較すると、速い人は本当に速いのでなんともいえませんが……。それでも同程度なんじゃないかと思います。

 小説は短ければ原稿用紙一枚からですが、長編なら三百枚、四百枚となります。文章を書くスピードは、想像しているよりもずっと大切です。同じ枚数を書くのに一週間かかるか一カ月かかるか変わってくるでしょう。

  もちろん文章を読み直してよりよい文章を作っていく、「推敲」にかける時間の方が大切です。ですが、その瞬間瞬間に発生する「文字を書く」スピードを底上げすることは、小説を書き上げる上ではとても有効なことだと思います。

漢字変換と検索

 パソコンで文章を作成するのであれば、漢字変換が簡単にできます。間違った変換をしてしまうことも多いですが、そこは慣れです。

 またパソコン上で作業するということは、インターネット検索を同時に使えるということです。使い慣れない慣用表現やマイナー文化などを簡単に調べられます。

 電子辞書と原稿用紙を行ったり来たりするよりは効率的です。またスマートフォンでは画面が一つだけですから、執筆アプリと検索画面とを同時に表示することが難しいでしょう。便利さにおいては、パソコンに軍配が上がると思います。

文章校正

 小説の推敲にあたっては、誤字脱字を修正するだけでなく、段落を入れ替えたり、新たな「章」を挿入することもあります。こういった作業は手書きでは大変苦労しますが、パソコンでは気楽に行えます。

 またワードや一太郎などのワープロソフトであれば、日本語としておかしい書き方をしていないか、機械的にチェックをかける機能があります。完成度を高める助けになるでしょう。

一番大切なのは

 以上のことから私はパソコンをおすすめしますが、一番大切なのは「本人が気分よく書けること」です。

 慣れないタイピングはそれだけで疲れてしまい、肝心の小説の内容に頭が回らないなんてことにもなりかねません。

 小説執筆と一緒にタイピングに挑戦! という方は、あせらずのんびりやっていきましょう。

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